ビジネスローンのデメリットとは何か
ビジネスローンのデメリットを3つ紹介します。
金利が高めに設定されている
ビジネスローンは通常の銀行融資に比べて金利が高めに設定されています。
特に信販会社や消費者金融が提供するノンバンク系ビジネスローンは、金利がさらに高くなる傾向があります。
そのため、長期間の返済を計画すると利息負担が大きくなり、資金繰りが厳しくなるリスクがあります。
例えば、100万円を年利15.0%で借り入れた場合、10日後の一括返済では利息が約4,109円ですが、2年間の返済では利息が約30万円にもなります。
借入限度額が低めに設定されている
ビジネスローンは総量規制の対象外であるため、年収に関係なく事業資金を借り入れることができます。
しかし、ビジネスローンそのものの借入限度額が低く設定されているため、多額の資金調達には適していません。
金利の高さも考慮し、少額かつ短期間での利用を心がけることが重要です。
銀行融資が受けづらくなる可能性がある
ビジネスローンを利用すると、決算書類に借入先と借入金額を記載する必要があります。
これにより、銀行融資の審査で「資金繰りが厳しいのではないか」「銀行融資が受けられないからビジネスローンを利用しているのではないか」という印象を与える可能性があります。
特にノンバンク系のビジネスローンの利用履歴があると、銀行融資が受けづらくなる恐れがあるため、計画的な資金借り入れが重要です。
これらのデメリットを理解し、自社に合った資金調達方法を選ぶことが大切です。